女性ホルモンの分泌量の変化

女性ホルモンは、年代に応じてその分泌量が変化します。

身体が成長している段階の思春期から分泌量が増えていきますが、30代に入ると徐々に減り始め、そして閉経すると分泌量が非常に少なくなります。

女性ホルモンの影響は胸だけじゃない！

女性ホルモンは身体の様々な器官に影響しており、女性ホルモンの分泌量が減ると、しわやにきびができやすくなります。

また、骨粗鬆症や高脂血症などの病気にかかりやすくなるので、健康面でも注意が必要です。

女性ホルモンは増やせる？？

「女性ホルモンを増やす＝美容、健康、バストアップにつながる」という情報が増えています。

ですから、「女性ホルモンを増やさなきゃ！」と思って頑張る女性が多いのですが、残念ながらこれらの情報は全くのウソです。

一生で分泌する女性ホルモンは意外と少ない！？

一人の女性が一生涯で分泌する女性ホルモンの量は、ティースプーン1杯分といわれています。

そもそもホルモンの分泌は自分の意思でコントロールできるものではありませんし、簡単に増えたり減ったりするものでもありません。

大切なのは女性ホルモンの量ではなくバランス

確かに、ストレスや偏った食事、急激な体重変化などの影響によって、エストロゲンとプロゲステロンのバランスは崩れるため、身体に不調をきたします。

ですが、それは「女性ホルモンが減った」のではなく、「女性ホルモンのバランスが崩れた」のです。

美容と健康、そしてバストアップのために大切なのは、「2つの女性ホルモン（エストロゲン、プロゲステロン）の良いバランスを保つ」ということです。

女性ホルモンのバランスを保つ

女性ホルモンは、急激なダイエットや不規則な生活、偏食といった身体の変化や、過度なストレスで心が不安定になることで、バランスが崩れてしまいます。

ですから、女性ホルモンのバランスを保つためには、こういった生活習慣を正すことが大切です。

すべてはホルモンバランスを整えるため

例えば、俗に良いと言われているアロマテラピーやヨガなどは、直接ホルモンバランスの変化に影響するわけではありません。

香りやストレッチ等を通して心身のストレスを解消することで、間接的にホルモンバランスを整えることができるのです。

バストアップサプリメントと女性ホルモンの関係

また、バストアップ効果のあるバストアップサプリメントも女性ホルモンを増やすわけではなく、生活の中で減少したエストロゲンを元に戻したり、崩れてしまった女性ホルモンのバランスを元に戻すことで、バストアップ効果をもたらすというのが正しい作用です。

ただし、プエラリアの成分はエストロゲンの働きを促す作用がやや強いため、女性ホルモンのバランスが整うということだけでなく、より乳房に脂肪を貯めやすくなることから、バストアップ効果が期待できるのです。