バストアップに必要な3つのこと
医学的に胸を大きくするために必要とされる3つの要素を解説しています。また、バストアップに効果がある食べ物や栄養素も同時に紹介しているので胸を大きくする知識のひとつとして参考にしてください。
胸を大きくするための3つのポイント
乳房の構造からみると、バストアップに必要な要素は3つあります。
乳腺組織を発達させる
乳房の中身の1つである乳腺組織を発達させることができれば、解剖学的には胸が大きくなります。
乳腺は、女性ホルモンの影響を受け、変化します。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、そのバランスを上手く保っていますが、体内でエストロゲンが過剰に多くなると細胞分裂を行い、増殖します。
例えば、妊娠すると胸が大きくなるのは、赤ちゃんに母乳を与えるのに備え、乳腺組織の細胞が増殖するためです。
この仕組みを人工的に行うことができれば、バストアップが可能ということです。
乳房の脂肪を増やす
乳房の80~90%は脂肪ですので、この脂肪を増やすことができれば胸は大きくなります。
太った時に胸が大きくなるのは、胸についた脂肪が増えたからです。
逆に、ダイエットで胸が小さくなるのは、胸についていた脂肪が使われ、なくなったからだと考えることができます。
女性ホルモンの影響を見てみると、女性ホルモンのエストロゲンには脂肪を蓄える作用がありますから、このエストロゲンを上手く活用することでバストアップが期待できます。
大胸筋を鍛える
大胸筋は、胸を支える筋肉です。
この大胸筋がきちんと鍛えられていなければ、どんなに胸が大きくとも、垂れてしまいます。
バストアップをするときには、綺麗な胸を作るためにも、大胸筋も一緒に鍛えることが大切です。
バストアップに必要な栄養とは?
バストアップに効果が期待できる栄養素がある!?
健康で綺麗な体を作るには、食事が非常に重要となってきます。
栄養バランス良く食事を摂取し、食べ過ぎないようにすることが大切です。
バストアップとの関連を見たときに注目されるのが、「イソフラボン」です。
イソフラボンとはポリフェノールの一種で、体内で女性ホルモン「エストロゲン」と似た作用を持つということで有名になりました。
主に大豆製品に多く含まれているので、「大豆イソフラボン」ともいわれます。
特に大豆はたんぱく質で、アミノ酸を多く含んでいます。
また、筋肉の構成成分であるアクチンやミオシン、靭帯などに含まれるエラスチンが含まれていますから、胸の構造からバストアップを考えても、非常に大切な食材と考えられます。
大豆イソフラボンの効果と含有量
イソフラボンの作用
- 骨量の保持、増加
- 女性ホルモンの激減緩和
- 血中アルコール値の低下
- 中性脂肪・血圧の正常化
- 動脈硬化などの生活習慣病の予防・改善
大豆食品100g中のイソフラボン含有量
- きな粉 266.2mg
- 炒り大豆 200.7mg
- 大豆 140.4mg
- 凍り豆腐 88.5mg
- 納豆 73.5mg
- 煮大豆 72.1mg
- みそ 49.7mg
- 豆乳 24.8mg
- 豆腐 20.3mg
- おから 10.5mg
- しょうゆ 0.9mg
イソフラボンは胸を大きくする効果が期待できるが・・・
日本では昔から大豆食品を使用することが多く、このような食品で健康被害が出ることがありませんでした。
しかし、イソフラボンの効果が注目されたことによってイソフラボンを強化した食材やサプリメントが開発され、それを摂取する機会が増えたため、健康障害が出てきているのも事実です。
イソフラボンの取りすぎには要注意
例えば、閉経前の女性では、過剰に摂取しすぎると血中ホルモン値が変動したり、月経不順、さらに閉経後の女性では子宮内膜増殖症のリスクが高くなります。
ですから、正しい知識を持ち、適切な量を摂取することが大切です。
イソフラボン摂取目安量
- 1日70~75mgまで
- そのうち、サプリメントや特定保健食品では1日30mgまで