バストアップ体操に効果はある?
バストアップをする女性の多くが取り組んでいる、バストアップ体操。その体操で本当にバストアップができるのか詳しく解説しています。
バストアップ体操は本当に効くのか!?
自宅でも手軽にバストアップができると言われ、多くの女性が取り組んでいるバストアップ体操。
バストアップ体操には大きく分けて2つの種類があります。
大胸筋を鍛えるバストアップ体操
乳房の下には、大胸筋という大きな筋肉があります。
いわゆる胸板にあたる部分で、大胸筋を鍛えることで胸に厚みが増し、バストアップ効果を得ることができます。
また、乳房を支える役割もありますので、大胸筋を鍛えれば胸の垂れを防ぐこともできます。
ただし、大胸筋はあくまでも乳房の下にあり、乳房自体を大きくするわけではないので、カップ数を上げるというバストアップの目的であれば効果は薄いと言えます。
乳房は大きくなればなるほど垂れやすいので、他のバストアップを行いながら一緒に鍛えるのが良いでしょう。
脂肪を移動するバストアップ体操
乳房の周囲をマッサージしたり、寄せるといった体操では、周囲にある脂肪を乳房へと移動させる手法を取っています。
脂肪組織は連なっていますから、その構造を崩し、流すことによって別の場所に脂肪を移動させることができるのです。
例えば、よくエステなどで行われている痩身マッサージも、脂肪をマッサージによって柔らかくし、移動させてリンパに流すことで痩身効果を得ることを目的としています。
ですから、バストアップ体操の中でも脂肪を移動させるような体操は、乳房自体を大きくさせるバストアップ効果を得ることができます。
ただし、一度移動した脂肪はその構造が破壊されていますから、胸に移動したとしてもそこに定着しなければ、一時的な方法にしかすぎません。
移動させた脂肪を定着させるためには、バストアップ体操を毎日欠かさず、継続的に行っていく必要があります。
また、普段の生活でも移動した脂肪が取りこぼれないように、常に正しいサイズのブラジャーを着用したり、補正下着を使うといったことも同時に行いましょう。